大勢の前でのプレゼンテーション、成功させる3つのコツ

テクニック

こんにちは、はっせーです。

皆さんは人前でのプレゼンテーションは得意ですか、苦手ですか?
このように質問すると好きか嫌いで分かれ、好きな人の方が少ないと思います。

私は人前で話す事は大好きな方です。
最初から得意だったかと聞かれると、場数も踏みましたので慣れた感は有りますが快感です(笑)。

私が実施している3つのコツを記載しますので、参考になれば幸いです。

①自分の言葉に変換して話そう

プレゼンが得意でない人を見ていると、話し方がぎこちなく不自然さを感じます。
内容をこのように説明しないとならないと、会社が用意したストーリーマニュアル(PPTのノート部分の記載内容)の一字一句を覚えようとする傾向があります。

マーケティング部や研修部の作成PPTは、顧客に伝えたい内容の全てをストーリーマニュアルに記載します。
しかし口語調に記載することはなく、フォーマルな堅い表現内容です。
普段は口に出さない表現も多いです。

マニュアルに記載していると、その通りに説明しなければと心理が働きます。
普段使わない言葉を発しようとする事が、ぎこちなさを生む原因。
プレゼンの目的は相手に伝える事、あなた自身の言葉で嚙み砕いて話せば良いのです。

ストーリーマニュアル記載の伝え方が最善という事はありません。
話しやすい言葉で、相手によっては口語調も交え話しましょう。
親近感が沸き、あなたらしさも出てきます。

➁相手の反応を観察しよう

5~6名が対象のプレゼンなら、聴衆との距離が近いので顔の表情が判ります。
プレゼン最中にこの人は理解してないな…と感じ取れたら、補足の説明も出来ます。
また頷いて聞いてくれる人もいます、こういう人が居ると話しやすいです。

これが50~100名となると聴衆との距離は離れ、話す側も舞台に立っているかも知れません。
多くの眼が自分に集中し、独りの孤独感が緊張感を高めます。

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聴衆と距離が離れていると、聴衆の反応が薄くなるような感じがします。
話が伝わったのか、面白い話をしたつもりだがウケたのか解らないと非常に話しにくいです。

ですがよく観察すると、聴衆の中に必ず頷いて聞いている人が居るんです。
本当に必ず数名は居ます。

頷く人を見つけたら、その人に向かって話せば良いのです。
目線が合うのも判りますし、聞いてくれているという表情も判ります。
そうなると聴衆が何人居ようが、断然に話し易くなり緊張感も緩和します。

③判らない(説明しにくい)スライドは、省けば良い

そんな事をしたらダメだろ、と言われそうですが良いんです。
これが一番大事だと思っています。

自分が作成したスライドならともかく、他人が用意したプレゼン資料を話す機会も有ります。
社内の誰かが色んなデータを貼り付け、説明しにくい判りにくいスライドは必ず存在します。

説明しにくいスライドが混じっていると、その箇所の言い回しを頭で何度も反復してしまいます。
大勢の前で噛まないように、説明下手にならないようにと。
気持ちがそのスライドに集中すると、他の部分が疎かになり緊張感が高まります。

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思い切って、そのスライドを省きましょう。
話し易いスライドで補足するなり、自分でスライドを手直しして内容を分解し作成するも良し。
キチンと判り易く説明するためには、難解なスライドを省く事は有りですね。
更に重複した内容など余分なスライドも省き、枚数を減らしましょう。
会社が多くのスライドを用意するので、全てを使わなければならないという事は無いです。

余計なストレスを省けば、全体で何を伝えたいのか大局観・筋道を深く考えれます。
そうすると説明するに辺り、自分なりの補足の言葉が想い出てくるようになります。

少しの工夫でプレゼンテーションが楽しみになってきますよ。