こんにちは、はっせーです。
本日は、2020年4月21日（火）現在の新型コロナウイルスに関する情報整理です。
新型コロナウイルス騒動が終息後、現在営業自粛している業界の方は一斉に顧客との面会を開始します。
顧客からテレワークや自宅勤務で、何週間も何してたの？と聞かれますよね。
その後の会話内容やObjection対応で、人物評価・信頼関係・売上高に大きな差が出ると思います。
現在のコロナ禍、顧客はどの様な心境だと思いますか？
＊お客さんが1割～9割減って、赤字だ… （皆さんの居る業界は如何ですか？）
＊デイサービスを休止していたので、損害大きい
＊持っていた株式が大暴落で大損だ
＊自分が新型コロナに感染しないか不安だ
＊会社員は営業自粛でも、給与貰えるんでしょ？ 自営業は店を閉めたら収入ゼロ
＊株価が安くなったので大量購入、上がるのが楽しみだ
＊営業マンが来ないので、静かで良かった（仕事に集中できた） etc
顧客とコロナウイルスの話題も出てくるでしょう。在り来たりの返答をしていると、「その他大勢」の営業の人にしかなりません。信頼関係を構築するには、知識補充と整理・自身の見識が必要ですね。
2020年・新型コロナ騒動 経緯を整理する
2月3日 ダイヤモンドプリンセス号が横浜港 寄港
2月5日 クルーズ船 新型コロナ・陽性患者確認 検疫開始
✖飲食業：2月半ばより影響、下旬には深刻化
✖3月の訪日外国人旅行者 93%減（東日本大震災時：62.5%減）
4月8日（水）緊急事態宣言 効力開始（関東1都3県、大阪府・兵庫県・福岡県）
ちなみに、中国・武漢市のロックダウンは1月23日でした。
【休業要請】
東京都・神奈川県4月11日から、埼玉県13日千葉県・大阪府・兵庫県・福岡市は14日午前0時より5月6日（水）まで
4月16日（木）全国に緊急事態宣言 5月6日（水）まで（3週間）
4月18日（金）感染者数、国内で1万人超す（死者222人） 9日間で倍増、経路不明拡大
経済ニュース サマリー
2020年・東京オリンピック 延期決定（3月30日）
鹿島建設 他（ゼネコン） 4月17日 全国の工事中断と協議に入る。建設現場で働く人：331万人（2次・3次の下請け除く）。
4月18日 飲食店の休業受け、ビール返品受け入れ（大手4社）瓶ビール＆樽
ボーイング（3月18日）6兆円超の支援を米政府に求める。ボーイングの航空機生産中止・航空部品を提供している企業（川崎重工業・SUBURU・東レ etc）に影響。
国内航空（4月6日）日本政府に2兆円規模の支援を要請。
AOKIホールディング・2020年3月期 連結純利益▲90% 紳士服販売減少、挙式の延期でブライダル事業苦戦。
米・3月の住宅着工件数 前月比▲22％ 36年振り大幅減。
4月8日 ゴールドマンサックス 日本のGDP：20年4月～6月期、▲25％を予測 ＊1955年以降最大の落ち込み
業種をみると、インバウンド減（2019年：3,200万人）と、それに伴う宿泊・観光激減。
建設業と住宅販売、そこに従事する方たち。付随する電気や家具・家電、飲食と運輸関連でAir・JR・バス・タクシーもリストラ実施で、電子部品や化学会社まで影響が。
服飾とイベント関連は挙式・スポーツ関連・芸能人と全滅状態。
整理して書きだしてみると、思っていたより各業種の広範囲に影響しています。
経済回復に向け 対策
米・3月の3週と4週目の2週間で1.000万人が失業 → 3月27日：2兆ドルの景気刺激策法案に署名。
4月11日までの4週間で2.200万人超失業。労働人口：1.6億人なので、8人に1人が失業です。
(参考)リーマンショック時、900万人失業
日本：4月16日 国民1人に一律10万円×1.26億人＝13兆円（赤字国債の発行）
4月1日 アベノマスク（1世帯・布マスク2枚）
台湾はマスク製造について、1月下旬に政府が一元管理で着手、1か月半後には生産量13倍に。IT活用で個人番号を入力しNet決済にて近くのコンビニなどで引き渡し。 「Eマスク」・9枚200円/2Weekにて、まとめ買いが出来ないようにしているが、マスク入手は容易と評価されている。スマートだ。
アメリカの2019年のGDPは21兆ドル。景気刺激策法案でGDPの10%を投入しました。これによりNYダウは上がった経緯が有ります。
一方日本は、2019年のGDPは550兆円。一律10万の配布の13兆円は、GDP比2.4%。
コロナ禍で売り上げが下がった事業主に支援も有りますが、総額のインパクトは不明です。
米・失業者は増大するのは、カナダやアメリカは「レイオフ制度」というものがあるからです。日本と違い、企業業績が悪くなると、再雇用を条件に簡単にクビに出来るというもの。入社歴の浅い方からクビを切られ、経験を積んだ方より再雇用開始するとのことです。業績が上がらなければ、再雇用は叶いません。
米、4月16日 経済活動再開に向け緩和指針を公表
日本は東日本大震災でも終息宣言をしない国なので、緩和指針の公表は立派だと思いました。
新型コロナの感染者数の減少傾向が14日間続くごとに、規制解除の範囲を拡大
第1段階：一部の飲食店やジムは、客同士の間隔を空けるなどの対策で再開可能。在宅勤務は引き続き奨励
第2段階：学校の再開、不要不急の旅行が可能
第3段階：勤務場所の制限をなくし、ほぼ全ての経済活動再開。混雑した場所にいる時間は短くするよう求める
下のグラフを見ると、患者数増加のピークは落ち着いたように見えます。
5月6日までの緊急事態宣言、日本もアメリカと同様の判断だとすると2週間前は4月22日。
22日以降、減少傾向が14日間続けば、緊急事態宣言は解除されるのかも知れませんね。
世界のコロナ事業
アフリカで流行開始：医療者・医療機器・医療費と、人物金の全て無し。正直、心配です。
ブラジル：大統領が風邪のようなもの。ブラジル人はうつらない とTVニュースで断言。
ベルラーシ：大統領がコロナはうつらないと、アイスホッケー実施をTV放映。
各国の事情や、大統領の新型コロナウイルス感染に対する考え方が余りに違う事に驚きます。
これからの仕事環境の変化について
今回を機にリモートワークが普及にて、元通りに戻ることは無いでしょう。
日本の独特文化である紙媒体にて他部署を経由するハンコ文化ですが、電子捺印と電子媒体でCloud管理にて各段にスピードが上がるとサービスが開始した企業が出て来ました。紙をプリントアウト・郵便の時間・保管・廃棄と全てのコスト削減可能です。
オフィスは都市部の一等地に大きく構える必要は無くなりますので、家賃が削減出来ます。
学校は大学生の娘は、8月初旬までの前期課程は全てWeb授業になりました。学校が遠かったので喜んでますね。
遠隔医療も加速し、遠近ではなく人気の医師に患者さんが集まる。ここは、まだ数年掛かるかも知れませんが。
ウイルス感染防止 ＆ 人口減少にて無人化の加速（物流・小売り etc）、無人店舗のAmazon goセットを販売すると記事が出ています。まだ価格の記載は有りませんが、もうすぐ始まります（20年4月21日現在）。
自動車は100年に一度の改革となる「CASE」、まだ数年掛かりそうですが、開発費に莫大な資金を各社投入して生き残りを掛けてますので、通信の5G普及と共に、無人のトラックやバス・フォークリフトなども走り出す事でしょう。
直ぐに変わりそうなものから、数年掛かりそうなものまで混在していますが、判っていることは「ゲームチェンジ」が起きるという事。これは次の新たなビジネスへのチャンスです。
起業という事に興味が無い方には、コロナ禍について何も映らなことかも知れませんが、私にように一度起業した事の有る人には、ドキドキするような高揚感さえ有ります。絶対に何かチャンスが有るではないかと。
緊急事態宣言が終われば、アフターコロナについてのビジネスチャンスについて飲みながら話そうという仲間も居て、その時間が楽しいのです。
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