嫌いな上司や部下を持った時、どうすれば前向きに仕事を遂行出来るのか

対人関係

こんにちは、はっせ―です。

会社組織に居ると色々な方と接したり、仕事を一緒にする機会が出てきます。
人は十人十色というより、千人千色という程に自分の想像を遥かに超える思考・価値観
この人、有り得ないわ…と思う人物と、あなたも出くわした事は有る事でしょう。

嫌いな上司と離れるために転職すれば良いと言っても、結局何処の会社に行っても
貴方とソリの合わない人・嫌味な人は必ず居ます。
部下は上司を選べない、逆に上司も部下を選べないものです。

嫌いになる理由を整理して記載します。

★部下が上司を嫌いになる理由
仕事が出来ない、決断を下さない、部下の話を聞かない、責任を押し付けてくる、仕事を押し付け自分は暇そう、手柄を取る、偉そうに接しパワハラやモラハラ etc

★上司が部下を嫌いになる理由
仕事をサボる、指示した事しかしない、挨拶をせず態度が悪い、報連相が出来ない、マイペースでやる気を感じない、仕事が遅く期限ギリギリ、成果が出ない、嘘をつく etc

大きな共通項としては、上司と部下という立場の違いからくる「責任感の相違」「仕事が出来る・出来ない」「人に接する態度」の3点。
友達であれば距離をとり連絡を取らない、という手段も使えますが…

併せて読みたい🔗

仕事である以上、あなたは嫌いな上司も部下も接するしかない

人は感情の生き物。
嫌いな人はやはり嫌いで、好きになる事は出来ないと思います。

好きになれないのなら、代替え案としてその上司や部下の「良い所を見つけ出す」ことが近道だと思います。
どんな人も、3つ良い所があるという言葉を信じて。

良い部分とは仕事の成果以外でも、資料作成が上手い・仕事が速い・プレゼン力・気配り・服装・清潔感・元気 etc
何か良い点は有るかと思います。
私自身は周りの方々に対し考えた時、ある人の良い部分が全く思い浮かばず「声が良い」という項目しか思い浮かばなかった事もありました(笑)。

良い部分さえ見つければ、良い声してると褒めると相手は大抵喜びます。
自分が良い部分と見つけた点を褒めるので、相手にもオベンチャラには聞こえないものです。

日本人は相手を褒める文化が無いので、少し褒めるだけでも双方の心の距離は縮みます。
そうなると不思議なもので、上司は嫌味を言わなくなり、部下は仕事の相談事が増えてきます。

これが第一段階で前進します。

相手に気付かせるよう、仕向け始めよう

多少でも心の距離が縮まってきたら言いたい事が、嫌味なく言い易くなります。

★嫌いな上司の場合
何かを褒めつつ悪い点を指摘するより、こうすれば更に良くなると前向きの言葉に変換して提案する。
何度か提案を繰り返し頃合いをみて、上司の嫌いな部分が見え隠れしだすと相手の性格にもよりますが
辞めた方が良いという言ってみる。
または、こうすれば更に良くなると思う事の指摘を始めましょう。

大抵は無自覚で行動している人が多いので、言わないと判らないという部分は往々にあります。

併せて読みたい🔗

★嫌いな部下の場合
嫌いな部下でも攻撃的な上から目線では、「はい」と返事しても全く聞いていない事でしょう。

こちらも人間関係が重要なので、前述しましたが過度にせずに褒めてみましょう。
部下の年齢が年下、年上と混在している筈です。
あなたが上司に選ばれたのは、仕事が出来ると会社側の選考の結果。

仕事が出来ないのは、知らない・判っていない・要領が悪いなども有ります。
キチンと指導して教えてあげる事が大事です、教育係の部下に任せっぱなしではダメ。
当の部下に理解したのか確認して下さい、教育係の指導が万全と考えるのは間違っています。

そして一緒に考えさせる事が、本人の重要感を高めます。
会社の方針や戦略について、どう思うのか、どうすれば自分の所属部署にマッチするのか。
頭の良い部下もいます、そこは強みを引き出してあげる事が大事です。

管理職で同僚に対しては普通なのに、部下に対しては非常に態度が強い(キツイ)タイプが居ます。
無意識なのか部下にマウントを取る方ですが、このようなタイプの方は何を部下に言っても説得力は持ちません。
部下を指導する前に上司である自分の態度を客観的に判断して改善出来ないと、降格対象となります。

普通の企業の場合、変な管理職は自然淘汰されます。
嫌いな上司の操りを何度試みてもダメなら、部下の方は上司の降格を期待して待って下さい。
Good Luck!