自分で自分の特性は見えないもの

自己啓発

こんにちは、はっせーです。

世の中には、個人の性格や特性を調べるツールは沢山あります。
外部研修を受けた方の中には業者の性格判断の質問や、絵を見た印象など記載するケースを幾つか経験していると思います。

社会人ともなれば、凡そ自分の性格は判ると思います、何度も性格診断を経験するからです。
外部機関のツールによる結果と自分が想う結果と、さほど乖離していないと思います。例えば4つのタイプ分類が有るならば、「ここ」とか「この中間」と特定出来る事でしょう。

では他者が思っている、あなた自身の評価はどうなのか?

残念ながら、ここには大きな乖離が生じます。
そうだろうなと、何となく肌で感じている方も居る事でしょう。

会社員だとすると、社長以外は上司が居ます。会長や創業者以外は。

上司の悪口というのはサラリーマン川柳でもよく出てきて、全国共通の話題。
という事は、あなたが不満に思っている上司も、その上司に不満があるという事。

あなたが上司の立場だとすると、100%部下に信頼されていますか?信頼していますか?
完全に仕事を任せられますか?
あまり生産性の無い仕事を、会社からの指示だと意味もなく部下にさせていませんか?

あなたの上司は、あなたの実力を正当に評価してくれていますか?
仕事の成果を上げるため、全力でサポートしてくれていますか?
あなたの成りたい姿を理解し、キャリアUpを支持してくれていますか?

併せて読みたい🔗

上司と部下では、各々の自己評価・他己評価は異なります。同僚同士でも同じく異なります。
誰しも自分は悪くないと思うもの、そこにGapが生じます。

実は95%の人が、自分の事は10%~15%しか理解していないとあります。

見えない自分のGapをどう埋めるか?

例えば、仕事で失敗したとしましょう。

何故、仕事が上手く行かなかったのか?と失敗の原因を探ろうとします。
上司が悪い?メンバーが悪い?予算が足りない?顧客が非常識?などなど。
何故?と問うと、自分を正当化しようとする回答が出るもの、自己防衛です。

失敗した原因を「何故?」と考えるのではなく、「原因は何?」と思考しましょう。
そうする事により、原因が判ってきます。

次にゴールを明確に決め、進捗具合をチェックします。
KPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)を設定するとも言い、目標達成のプロセスの進捗を計測します。
1年後にゴールとすると、2ヶ月後には達成すべき事柄、半年後、9か月後とマイルストーンを置くというもの。

これで、自分の立ち位置を計測・修正し、客観的に自分を判断します。

最後は、他人に意見を求めるというものです。あなたが信頼している人に、今の自分を計測して貰うというもの。人はマイナス要素のフィードバックをなかなか話しません。
自分1人で考えていると、思い込みや常識にとらわれているかも知れません。

併せて読みたい🔗

あなたが上司の立場にあるならば、きちんと相手の成長を促すために負のフィードバックを客観的に伝えるべきです。

他人の仕事や恋愛の悩みなど、こうすれば良いのにと気付く事が有ると思います。
客観的に見れているからです。

自分の行動や思考において、あの人ならどう判断するだろうか?自分本位になっていないのか?好き嫌いでの判断となっていないのか?
と、一歩ひいて思考を巡らし、自分自身も客観的に観察して下さい。

ご自身の特性を知り正しい自分を導けるようになると、部下や上司からも信頼され仕事での活躍の幅が広がっていくと思います。
頑張って下さい、応援しています。