人の幸せとは、何を指標とするのか?

人としての心得

こんにちは、はっせーです。

先日、和歌山県発で西日本を中心に活動している「さくらサーカス」というサーカス団を観に行きました。
(劇団員や画像は場内アナウンスにて、自由にSNSにアップして下さいとアナウンスしています)
サーカスを観に行ったのは、小学生以来で人生2回目だと思います。

何故観に行ったかというと、BS放送にて「サーカス家族、世界一への挑戦」を観たから。
13人家族でトレーラー3台に住んでおり、2ヶ月間の公演が終わると別の場所に移動。
子供は転校です。

テレビの主人公はマルチネス兄弟、主に弟である嵐君がメインでした。
当時は12歳でコロンビア人の父と日本人の母の子です。

サーカス界のアカデミー賞、モンテカルロ・インターナショナルサーカスフェスティバルに出場し
努力の甲斐もあり、日本人初の金賞を受賞。
嵐君は12歳で5ヵ月間も海外遠征に行き、学校には通えません。

その他の大会でも金賞を多数獲得され、他国のサーカス団にも公演で来て欲しいとのオファーも有り大変な人気でした。
家族皆の夢が叶った時かも知れません。

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相当な苦労が有るのは想像出来、ストーリーにも感動し応援の意味も込めて高齢の両親も連れ、嫁と4人で観に行きました。

さくらサーカス団のHomePageです、詳細はHPをご覧下さい。

に感動したのか

13人の大家族、子供は0歳児含め年子や小さな子も多く賑やかな雰囲気。
食事は作っている傍から皆がツマミ食いを始める。

サーカスの練習はハードで指導も厳しく、身体が資本ですが危険で怪我も付き物。
支えている側も食事準備、洗濯や集客、チケット販売など大変です。
2ヶ月間の公演後にはテントを片付け、子供は常に転校を伴う移動。

大変という言葉では表現出来ない程の大変な筈、常に不安との隣り合わせだと思います。
1公演は約2時間のショーで、平日2公演、土日・祝日は3公演実施していました。
小さなサーカス団なので象やライオンなどの動物は居ず、集客の苦労も有るでしょう。

ですが番組を観ていると、家族の皆が仲良しでとても楽しそう。とにかく明るく賑やかで皆が笑顔。
観ていると自分もその輪に入りたい、と思う感情を持ちました。このような生活も良いのではないかと。
一体感と充実感を感じ、とにかく楽しそうで応援したくなりました。

私自身は今、幸せと感じているのか?

今の自分は、いわゆる中流家庭という普通の生活です。嫁・娘・息子の4人家族。
会社では営業職であり目標数字の達成率が問われ、進捗により仕事の充実感は左右されることも有ります。

何かに困っている訳では無いですがTVで観たサーカス団のような、熱い情熱や溢れる充実感は無いのかなと。

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その時、幸せの物差しとは何なのか?と思いました。
他人より多い収入・大きな家・高級車・海外旅行・ブランド品・高級レストラン…
これらは他人から羨ましい、と思われたい承認欲求による自己満足にしか過ぎない。

幸せの物差しで上記項目が最初に浮かぶようでは、気持ちが貧しいと思います。

趣味や仕事のやりがい、好きな人や仲間と一緒に居れる、健康や子育て、美味しいものを食べた時など、ふとした時に楽しいや美しい景色を見て綺麗と思える瞬間、平凡だけど日常の当たり前にこそ幸せが有るのかも知れません。

他人と比較するのではなく、元気で前向きな発言と笑顔を絶やさず、幸せを引き寄せる。

「サーカス家族、世界一への挑戦」を観て心が熱くなった事、幸せとは何かを考えるキッカケともなりました。
私の苦労なんて、サーカス一団と比べると苦労のうちにも入りません。元気を頂けました。
さくらサーカス一団の健康と発展を祈ってます、有難うございました。