会社を辞めて独立。目標が手段になっていないか、自分でよく考え再確認しよう。

将来について

こんにちは、はっせーです。

私は脱サラをして失敗した経験が有ります。
全国展開のフランチャイズに加盟し、大阪で開業しましたが1年で撤退を決意しました。
その後サラリーマンに戻るという、あるある話です。

私が脱サラした時、大阪府でのフランチャイズ店の開業は4番目(4店舗目)でした。
その後半年ほどで大阪府には合計8店舗と急激に増えました。

1店舗に1オーナーでしたので。私含めオーナーは8名居ました。
その内6名とは何度か顔を合わせた事が有ります。
今から思えばですが、オーナーには少なからず共通点が有りました。

今の環境が嫌だから、会社を辞めて加盟していた

オーナー8名の内訳は、既に他事業で社長をしており2ndビジネスの方が1人。
脱サラは私含め4人、元公務員が1人、今の事業が上手く行かないので乗り換えた方が1名。
息子が普通の仕事が出来ないので母・息子のペアで加盟した計8名です。

共通点とは社長の方を除き、みんな現状に不満を抱えていました。
職業を替え、そこでの成功を夢見て。

この事業をやりたいから、このフランチャイズに加盟したとは思えません。
他に良いのが無く消去法で選択したという印象です。

私も含め今の会社では自分の未来が無い・嫌だと避ける為、独立する事が目的となってしまい
手段として退職・独立を選択していたと思います。
実際にこの様な方は多いと思います。

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本来手段とは独立後にどこで売上を作り、利益を出していくのかを考える所。
どのような商売でもお客さんが来れば儲かりますが、集客し購入して頂くまでの流れが難しい。

フランチャイズとは集客し利益を上げる難題に、当社には独自の集客ノウハウが有ると断言します。

独りで独立より、フランチャイズ加盟が安全という思考の落とし穴

独りで独立するなら、頼りになりビジネスに協力してくれる仲間は居るのか。
見込み顧客は誰で、どこで利益を出し稼ぎ続ける事が出来るのかが大事です。

私を含め仲間も皆、顧客獲得に難航しました。
専業で独立なら稼げないと生活は破綻します。

フランチャイズの加盟は、どこで稼ぐのかという思考をストップさせてしまう作用があります。
理由は本部の説明で、集客は独自のノウハウが有るので大丈夫という言葉で。
知らない世界に飛び込むには、フランチャイズは安心に繋がります。

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言いたい事は、これがしたいというVisionが無い独立だと
見込み客の獲得に時間は掛かるし、アイデアは少なく苦労も許容しにくいという事。
明確なVisionがあると賛同してくれる人も出てくるもの。

独立とは安易にフランチャイズ加盟でなく、自力では出来ないのか?
やりたい事が有っての独立なのか?会社を辞めたいからの独立なのか?
自身の心に手を当て、実は現実逃避が独立の手段になっていないのか。

会社を辞める事は、いつでも誰でも簡単に出来ます。
本当に使命感を持って、自分のやりたい仕事は何なのか?

人脈を探り知識・知恵を補充し、地盤を固めた独立を目指して下さい。
何も判らず独立へと飛び込むのは、勇気ではなく無謀と言います。

焦ろうとする気持ちも判りますが、無謀では仕方有りません。