プレゼンテーション(プレゼン前、聴き手の精神状態・掴みは重要)

テクニック

こんにちは、はっせーです。

プレゼンテーションをしている際、冒頭から聴き手が集中力を持ってあなたの話を聴いているとは限りません。いくらあなたが用意周到に準備して、これから聴き手のメリットになる事を話そうとしていてもです。

どんなセミナーであろうとも、参加者は最初は緊張感や警戒心を持っています。プレゼンターやインストラクターに対し、話し手はどんな人なのか?何をどの様に説明するのか?自分にメリットが有る内容なのか?

聴き手が色々な研修の参加経験者や、自身がインストラクターをしている方なら、他人と比較しながら自分ならどう説明するのか?と考えて観察をします。

また、会社より研修の一環で強制参加なら、面倒くさい気持ちが心を支配し、早く終われと思っています。

時間の経過と共に、対人関係としての双方の緊張感は緩和され始め、聴き手がプレゼンターを信頼に足る人だと思い始めると、話を真摯に聞き入れ学習意欲が高まってきます。

過去の経験にて、あなたが話終わった後に「有難うございます、良い話で勉強になりました。すみませんが、最初の方は聞き逃したようで…」と質問に来るというシーンを、経験や見た事は有りませんか?

私の話を聞いていなかった聴き手が悪い。と言えばそれまでですが、発想を変えて聴かせられなかった自分が悪いと。

要は出だしの聴き手の心の掴みが悪い、興味を引き付けられなかった、メリットと思わせるインパクトが薄かったと言う事です。

セミナーなど有料のコンテンツを除くと、聴き手の最初の精神状態とは、初対面の場合は★の位置にあると思って下さい。仕事で必要と思っていない限り、学習意欲は低いものです。

掴みとは何か?効率良く学習させる為に必要なもの、プレゼンター自身に興味を持たせる事が目的です。

オープニングの話しは、後の学習に繋がるように意図をもった話題にして下さい、

   ●経済の話をするなら、本日の株価や新聞ネタ

   ●モチベーションや人事関連なら、昼ご飯を食べた店の雰囲気、店員の態度、コンビニで見た客や店員の印象などetc。

オープニングのネタは身近に幾つもあります。身近に誰でも経験するネタを最初に出すと、共感を得られ聴き手の集中力が増します。

積読の本は家に有りませんか?私は何冊も有ります。面白いかもと思って買った筈が、最初に少し読んで後回しになっている本です。

記載内容が難しく後日に読もうというより、出だしがつまらないので「読む気が失せた」が私には当てはまります。

物事を伝えるためには話の掴みは非常に大事なので、本題に入る前に身近な例を交えながら、聴取者の気持ちが自分の方に向かわせるように工夫をしましょう。