プレゼンは圧倒的な量をこなせば、質も上がる

仕事術

こんにちは、はっせーです。

仕事をしているとベテランは難なくこなせる事も、若手社員は苦手なんです…と聞くことはよく有ります。
例えば、プレゼンテーションやロールプレイ。
プレゼンも少人数の会議形式から、100人超えの会場となると緊張感も変わってきます。

思い起すと、私も最初から出来ていた訳ではありません。
社内の研修時や会議時に練習させられたから、出来るようになったのか?
練習をさせられたかも知れませんが覚えてないです。要は練習で上手くなったという意識が無いからでしょう。

今は転職して別会社に居ますが同じ業界、研修内容の方向性などは同じでプレゼンやロールプレイの項目はMust、会議等でも実施される事もあります。
別に悪いとは思いませんが、人前で練習させられる側としては嫌な事は経験上理解できます。

どうすれば上手くなれるのか?

私も当初は得意とは言えなかった、また研修などで同じチームメンバーの前でのデモ実施も嫌でした。誰しもそうでしょう。
今思うと、ビデオ撮影やI-Padでの撮影も実施された(実施した)経験もあります。

研修や会議の練習で、本当に上手くなったのか?
絶対とは言い切れないですが、違います。勿論、練習しないと上手くなりませんが。
私の場合は、場数を踏んだというのが正解だと思います。務める年数が長ければ、誰しも経験を積み上げる事になり、自然と上手くなります。

私の場合は経年変化というより、社内での職種が変わった事が大きな変化でした。
要はプレゼンをする機会が各段に増え、必然性があったのです。

人とは忘れる生き物、幾ら得意のものでも期間が空くとスライドの行間の言葉などは忘れてきます。
あれだけ実施していたプレゼン資料が、期間を空けると出来なくなってきます。

圧倒的な量が、質の向上へと繋がる

結論は見えていたかも知れませんが、自分1人で声を出して練習するなり、心の中で話すイメージトレーニングをするなり、個人差はあれ結局は量をこなしたもの勝ちです。

仕事も事前準備が8割です。そして圧倒的な量をこなせばこなすほど、質も上がってきます。
学会などではプレゼン苦手な方は原稿を持参し、ずっと顔を下に向け原稿を読むだけの方も見受けます。最悪ですね。

私の場合は職種が変わった事が大きなキッカケでした。
皆さんの仕事の目標の一つとして、成果を上げることが最終ゴールでしょうし、そのマイルストーンの一つとして、顧客の前でのプレゼン〇〇回実施と目標を立てては如何でしょうか?

プレゼンテーションは、間を空けると何度も使ったスライドでも行間の言葉を忘れてしまいますが、一度乗れた自転車はずっと乗れるのと同じでコツは忘れません。一旦付いた自信は消えません。

ゆっくり話そう、スライドの量を減らそう

プレゼンとは、限られた時間。資料が多くなるほど、話し言葉も多くなります。折角の機会、あれもこれも話したくなる気持ちも有るでしょうが、ポイントは絞って下さい。沢山の事柄を話すと、結局は印象が薄くなり何も相手には残らなくなります。

時間を気にすると、早口にもなります。自分が充分に理解していないスライドは敢えて非表示とし、枚数は少なくすると早口にもなりにくいです。

プレゼン資料内容を理解し、気持ちに余裕が出来ると顧客の表情など観察出来るようになります。そうなると、相手に質問の投げかけまで出来るようになります。

簡単に得意にはならないと思います。
苦手ならば、他の社員のものを聴いて言い回しを参考にする、自分で練習し他人に聞いてもらう、心の中でどのように話すか練習する、顧客に本番で実施する etc プレゼンは度胸です。

生まれ持ってずっと出来ないは、有り得ません。
私は、人前で話す事が好きな方になっています。自分に甘えず頑張って練習を実施して下さい。
プレゼンは楽しいものですから。