プレゼンテーション(相手を味方につける)

テクニック

こんにちは、はっせーです。

事前準備、そこは全力で取り組んで下さい。
私もプレゼン後、本当はもっと上手く出来た筈なのに…と準備不足を後悔したことが何度かあります。
これって、「知っていると、出来るは違う」という教訓そのものです。

自分でスライドを作成していても、何をどの様に話すのか?
内容を見直し、プレゼンでどのように話すのか?頭の中でイメージ練習しないと、スムーズに上手くは話せません。

ついつい社外でも慣れた人や、何度も実施したスライドのプレゼンに関しては気が緩んで事前準備が疎かになりがちです(反省)。

さて、商談にてあなたのプレゼンタイムが開始されます。
顧客や大勢の知らない人が居る場合、第一声は何と話しましょうか?
私の場合、第一声はその後の自分自身の緊張を解く要素だと思っていますので、相手や会場の雰囲気や、施設・絵・内装などに目を配り観察します。

時間に余裕が有れば、会場の雰囲気の感想、会社紹介、直近の話題のニュース、自己紹介でも結構、オープニングを入れたりします。
会場の雰囲気が堅くならないよう、お互いにリラックスできる柔らかな出だしがベストですね。
初顔合わせであるとお互い様子見で、相手も緊張している場合もあります。

時間が無ければ、端的に笑顔で「〇〇です、□□□の説明をさせて頂きますので、お手柔らかにお願いします(笑顔で)」と言うことも有ります。
私自身が緊張して(緊張を解す為)いるからですね(笑)

いざ、プレゼン開始すると完全に一人旅。誰も助けてくれません。私は最長講演、2時間が有りました…

聴衆の中には、あなた誰?どんな話しをするんだ?と最初は疑心の目で見ている人がいる事も気付くでしょう。

自分自身の緊張と、聴衆の冷静な目(そう感じるだけ)…
これが更に緊張感を高めてしまう結果となります。

プレゼンで説明が難しいスライドに突入、更に緊張…

聴衆の中に真剣な顔をしてこちらをジッと見て、話しを聞いて頷いている人が居ませんか?
その様な方が居れば、大きな味方を手に入れたも同然です。
キチンと聞いて頂け「頷き」という反応をして頂いてますので、話し手としてもリズムに乗って話せます!

5名程度から100人程度の会場でも、有難い事に首を縦に大きく振って、頷いて頂ける人が必ずや居るものです。

後はその人に話掛けるようにすれば、リズムや間を取る余裕が出て来ます。
プレゼンでは参加者全員を見周しながら、またジッとこちらを見て頷いている方へも時折目線を合わせながら。

説明して、その方が首を傾げたのなら補足を入れれば良し。

「ちょっと待て、プレゼン中に頷く人に遭遇した事が無い!」という方。

真剣な眼差しで、こちらを見ている人が居ますよね?頷かなくても。その方に話掛けて下さい。

プレゼンする側としては、頷いて聞いて頂ける方に救われます。
では、あなたは人の話を頷いて聞く人ですか?

聴衆者に救われた、または気分良く話せたという方は、これから意識して人の話には頷いて聞くようにしましょう。話し手は頷くあなたに、必ずや好印象を持って頂けます。
プレゼンを実施して一人旅で寂しい思いをした事が有る方は、なおの事です。

ビジネスの場においてクライアントが頷いて聞いて頂け、あなたもその方へ話し掛けると、その後の交渉で味方になって頂け、商談成立の可能性が高まると思います。

ビジネスとは偶然であるようで、実は必然要素も強いと思います。

プレゼンは、聴衆者を味方を見つける。
「知っている」と「出来る」は違う、という事を肝に銘じておいて下さい。
慣れてくると、もっと大人数の前で話したいという気持ちになって来ますよ(笑)